luminarのブログ

画像編集ソフトLuminarについて書いていくブログ。

桜のレタッチを詳しく書いてみる

 もうすぐ桜の季節。今年は暖冬ということもあり、いつもより早く桜の写真が撮れそうです。そこで、桜写真のレタッチを紹介します。パラメータも全て書いておきますので、皆さんの手元で再現することもできますよ。

 

 桜の写真を撮るのは実は難しくて、花見の場で盛り上がって撮った写真を、後で見返すといまいちだったてこと、ありませんか?原因は二つあって

  • 桜(ソメイヨシノ)の花色は、見た目ほどピンクではなくて白色であること
  • 桜の花は、小さいものがたくさん集まっていること

その結果、人の目で見たときは、ピンク色の花がフワフワして印象的だったのに、撮れた写真は白っぽいものがモヤーと写っている場合が多くなります。しかも、暗く写りがちです。例えば下の写真のように。

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ありがちな桜の写真、白っぽくて、モヤーとしている

 

 桜の写真が上手く撮れない原因が分かったので、レタッチの方向も明らかです。つまり、

  • 明るくする
  • 桜の花にピンク色を増す
  • 桜の花のフワフワ感を増す

 

Luminar4だからできるレタッチ

 Luminar4には、Lightroom等の他のソフトには無い調整パラメータがあって、これらを使うと簡単に桜写真をレタッチできます。具体的には以下の二つ。

 

レタッチ手順

 実際にやっていきます。

(1)明るくする

 まずは、明るさを調整します。桜の花は白っぽいので、露出オートで撮ると暗く写ります。そこで、写真を明るくします。

  • エッセンシャル>ライト>露出:0.3
  • エッセンシャル>ライト>ハイライト:50

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明るさの調整(明るく)した画像

 

(2)桜の花をピンク色にする

 記憶の中の桜の花はもっとピンク色だったので、ピンク色を強くします。これには、Luminar4のゴールデンアワーというパラメータを使います。

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桜の花色のピンクを強くした画像

(3)桜の花のモヤー感をフワフワ感に変える

 小さな花がたくさん集まった光景は、人の目で見たときと違ってモヤーと写るので、これを修整します。

 人の目で見たときのように桜のフワフワ感を出すためにオートン効果を使います。ただし、上の写真は解像感がもともと高くないので、解像感を上げてからオートン効果をかけます。

  • エッセンシャル>AI補正>AI Accent:25
  • ポートレート>オートン効果>量:40

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桜のフワフワ感を出した画像

(4)隠し味を加える

 後は好みなのですが、周辺減光を加えます。

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隠し味を加えた画像

 

まとめ

 もうすぐ桜の季節です。

 桜の写真を撮るのは難しくて、実際に見たときはピンクでフワフワしていたものが、白っぽいモヤモヤとした残念な感じになりがちです。そういうときは画像レタッチで直しましょう。

 ピンク色とフワフワ感を出すのがポイントです。その具体的な手順を紹介しました。

 この記事が誰かの参考になると嬉しい。

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上:完成写真、下:元写真