luminarのブログ

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Luminarを使ったフィルム風写真のやり方:Looks(プリセット)のSubwayの応用

 昨日、Luminar4のLooks(プリセット)のSubwayはフィルム風に仕上がるという記事を書きました。今日は、フィルム風に仕上がるパラメータの秘密と応用について書きます。応用を知っていると、他の人とは違った自分だけの絵作りができるようになります。

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そもそもフィルム写真風に加工するとはどうするか?

 まずは、簡単にフィルム風に加工する方法を書いておきます。要するに、デジタル写真の画質を落とすことで、昔の性能のカメラで撮った感じにするというものです。

  1. まず、全体的に色をころばします(色を不正確にします、赤をオレンジっぽくしたり、緑を不自然に鮮やかにしたり)
  2. 色の鮮やかさを失わせます(彩度を下げます)
  3. 明るさの階調を減らします(明るい部分を白飛びさせたり、暗い部分を黒潰れさせます)
  4. 明るさのメリハリを無くします(コントラストを下げます)
  5. 写真全体にノイズを載せます
  6. 写真の四隅を暗くします

 

 これだけのことを自分で調整しようとすると、結構めんどくさいです。

 

Looks(プリセット)のSubwayの効果

 Luminar4のsubwayを当てると、以下のパラメータが調整されます。

  • クリエイティブのLUT
  • Essentialのライト、カラー、ビネット

 大切なのはクリエイティブのLUTの方で、通常では設定できないFilm-1が設定されます。これにより基本的なフィルムテイストの絵作りがされます。

 さらに、Essentialの設定項目で、写真の雰囲気の微調整がされています。

 

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Looks(プリセット)のSubwayを当てた写真

 

好みのフィルム風に変更

 Subwayは良い感じですが、これだけだとLuminar4を持っている他の人と同じ絵作りになり、オリジナリティ的に不満かもしれません。そこで、少し自分の味を足していきましょう。

 私は、フィルム写真としては、コントラストが低めで彩度も低め、そしてノイズも載っていた方が好きなので次のようにしてみました。

  • トーンカーブを触って、暗部と明部を潰す
  • 彩度を下げる
  • 緑色だけ少し彩度を上げる
  • 全体にノイズを載せる

 

この写真の場合、こうすると写真全体がぼやけてメリハリが不足していたので、

  • AI ストラクチャを上げる

これで、木の質感を強く出して全体の印象をはっきりさせます。

 

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Subwayをもとに自分のフィルム風に仕上げた

 

 まとめ

 フィルム写真って、カッコよくて大好きです。

 ただ、フィルム風写真に加工するのは、色の調整パラメータが多くて大変です。やっていて迷うんですよね、そして段々どれが正解か分からなくなります。

 Luminar4のLooks(プリセット)のSubwayを当てると、LUTでフィルム風の方向性がばっちり決まります。それだけでも十分カッコいいですが、自分の好みに合わせて調整すると、自分テイストの写真に仕上げることができます。

 コツとしては、コントラストと彩度の調整。今回は両方下げて優しい印象にしました。隠し味として、AI ストラクチャを足して迫力を出しました。

 

 この写真を使って他の絵作りをしたものを別ブログに貼っておきます。宜しければこちらもどうぞ。

delight.hatenablog.com